カナダvs.アメリカ
1. 学費の安さと経済援助で自立した生活
アメリカの本音: お金のない留学生なんていらない!
カナダの本音: 優秀な人材ならお金を払ってでも積極的に受け入れたい
留学先として大人気で横柄なアメリカに比べ、謙虚なカナダです。
カナダの大学院は、どこもTA(ティーチング アシスタント)や、RA(リサーチ アシスタント)や奨学金などの財政的サポートを留学生に対してもしてくれます。
文系の場合は常にこういったサポートを受けれる保障がない場合が多いですが、理系ならまず問題はありません。
なので、願書と一緒に銀行の残高証明などの財政証明を提出しなくて良い場合がほとんどです。
それから、授業料はカナダ人と同じという大学も多いです。
基本的に、アメリカの大学院の授業料は学部の授業料より高いですが、カナダはその逆で、大学院の授業料はとても安くすみます。
それから、TOEFLやGREのスコアも、北米の大学卒だと免除の場合が多いです。
これは、全国的に大学数は少なくとも、どこも一定のレベルを保っているカナダの大学らしい融通さです。
Simon Fraser University(SFU)の例:
大学院の授業料:
1セメスター(4ヶ月)につき$1,504.80 (年間で4500ドルほど)(2008年1月現在)
修士課程は7セメスター目から、博士課程は13セメスター目から、授業料が半額になります。
他のベネフィット:
TAやRAのお給料は仕事内容によりますが、大体、修士課程の院生は1学期6000ドルくらいもらえます。
博士課程はもう少し多くもらえます。
TAやRAなどの大学の職員として働くことで、大学が健康保険料を支払ってくれます。
大学院生は、Extended insurance(上記の健康保険ではカバーされない歯の治療やマッサージセラピーなどの治療費をカバーする保険)に加入させられるため、安い保険料で色々な得ができます。
コンタクトレンズ購入や歯のクリーニング、カイロプラクティックの治療費などで大活躍です。
2. 卒業後の就職
カナダでは、留学生は卒業後、Post-graduate work permitというのが1年もらえ、カナダ国内に残り働くことができます。
アメリカのOPT(Optional Practical Training)と違う点は、卒業後90日以内に仕事のオファーをもらわないとこのWork permitがもらえない点ですが、逆に、もらってしまえばこっちのもの、1年後には再度1年間の更新が可能です。
Post-graduate work permitの詳細・便利な点はこちらのページ。
アメリカのOPT(Optional Practical Training)は、卒業前に取得すればアメリカで1年間職探し及び就業ができます。
私はアメリカの大学を卒業したときにこのOPTを使いませんでした。
カナダの大学院に来たからです。
でも、きっとそうでなくても使わなかったと思います。
一部の例を除いて、OPTの期間が終わったらポイッされてしまう留学生がほとんどだからです。
しっかり働きを認めてもらった場合、正式な労働ビザをスポンサーしてくれる企業は確かにありますが、めずらしいと思います。
その点、カナダのWork Permitは仕事のオファーの手紙さえあれば個人で申請できるので、企業はサポートをしなくてよい(もちろん、ちゃんとした企業はケアしてくれる)という点において、長く働くのであればカナダが断然有利です。
カナダ留学して正解だったと思っているので思いっきりカナダに肩入れしてみました。ははは。
(*この記事は2008年1月10日に更新されました)
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